![]() |
|
||||
|
||||
![]() |
||||
| シニアといわれる60歳前後からの世代でも「アクティブシニア※1」や「スマートシニア※2」と、いわれる新世代シニアがいます。人生経験が豊富で、高く優れた価値基準を持っており、積極的に消費活動するのが特徴です。このシニア層が住み慣れた家や地域から離れ、都市部の集合住宅への住み替えをし、新しいライフスタイルを持つ傾向にあります。この背景には旅行、ファッション、趣味、そして仕事を身軽に楽しめる環境を求めているから。交通や通院、買い物などの利便性もよい都市部では、高齢者に対応した集合住宅の需要が拡大しています。 地域社会での自立、孤独の軽減、介護を必要としない暮らし、健康の維持と促進、生き甲斐が持てるというポイントは、現代の集合住宅に必要なキーワードとなっています。 |
| ※1 アクティブシニアとは 年齢も経済的にも子供が独立したことで教育資金の支出負担がなくなり、仕事を定年しても、働くことや趣味などに意欲的な新しいシニア世代。生活水準を落とさないで、体力に適した利便性を追求する傾向にあります。また、生涯現役志向が強いのが特徴。 |
| ※2 スマートシニアとは アクティブシニアの中でも、インターネットの利用が日に一度かつ毎週10時間以上に及び、積極的にネットショッピングを行う人のこと。情報を使いこなし、さらには市場において「自分の声」を発信し、市場をリードしていく存在。 |
|
|||||||||
| グラフ4〜5参考:平成15年度マンション総合調査結果より |
| シニア世代が無理なく快適に暮らすために目指すべきは、要介護状態にならないこと。また、独りで塞ぎ込むことを軽減するように、環境をなるべくオープンにすることが大切です。そのためには、バリアフリーやユニバーサルデザイン等、住居への工夫も必要ですが、それ以上に集合住宅周辺の環境づくりも重要となります。 健康を維持するための施設やサービスの提供、定年退職者のためのサークルやコミュニティの形成、学習や芸術を通しての交流、創造活動やボランティア活動への参加を促すことにも努めなければなりません。これからのシニア世代は様々な活動に対して積極的ですから、住宅に対する満足度に住環境というポイントが大きく影響することは間違いないでしょう。 そして、住まいにおいては体を動かすスペースを設計したり、良好なインターネット環境を提供することも大切です。生涯現役を理想とする世代でもあるので、SOHOへの提案が必要なお施主様がいるかもしれません。 今回はニーズが高まる都市部のシニア向け集合住宅について取り上げましたが、戸建て住宅の新築やリフォームにも、重要なキーワードがたくさんあります。利便性においては、やはり都市部にかなわない点はありますが、戸建て住宅でも解消できるポイントはあるはずです。新しい価値観と生活様式を持ったお施主様に、地域に開いた住宅の提供と、活動しやすい環境づくりの提案に努めましょう。 |
|