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住宅設計とインテリア part3 クリエイターとつくる家具
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名古屋市にインテリアショップ「PRIDESTUDY」をオープンし、家具デザインやインテリアの輸入を手がけている今枝さんに、お話をお伺いしました。
家具デザインのヒントは顧客の生き方の中にある
住宅設計と同じように、家具やインテリアもそこに住む人自身やその人のライフスタイルが最も重要である、そのことに気が付くまでそんなに時間はかかりませんでした。2003年4月、名古屋市にインテリアショップ「PRIDESTUDY(プライドスタディ:以下ルビ省略)」を構え、来店していただいた顧客のお話を聞いているうちに、求められるものは千差万別で、ライフスタイルによってデザインも変化していく必要があることに気付きました。もちろん、ベースとなるデザインは何パターンか用意していますが、それを一方的に押し付けるのではなく、顧客と一緒に考え、つくりあげていきます。
世間で素晴らしいデザインであると評価された家具が、どんな人にも受け入れられるわけではないし、ブランド家具をほしいからといって、だれもが購入できるとは限らない。どんなに素晴らしいかを説明したところで、その方々の長年にわたり培われた暮らし方を変えることはできませんからね。
だからデザインのアイディアは、その人の住環境やライフスタイルを聴くことで必然的に方向づけられるのです。ただし、お聴きすることは間取りや部屋の広さ、家族構成やご家族の体型、ライフスタイルなど。質問項目としては、設計士の方やインテリアコーディネーターの方々と違いはないと思います。大切なのは、その時に出てくるキーワードの方だと思います。そのキーワードから問題点や改善案が出てきて、デザインに生かされてくるのです。
SHOP DATA
PRIDESTUDY
名古屋市中区新栄1-6-16
東田ビル1F
TEL(052)241-7123
営業時間:13:00〜20:00
定休日:火曜日
CASE:1 電車のイスがベストサイズ
DATA
オーダー品
ソファ
顧客の要望
足腰への負担を軽減したい
電車の椅子が座りやすい
※写真はイメージです。
インテリアショップ「PRIDESTUDY」がオープンした当初、ある折り込み新聞の取材記事をご覧になった年輩者が来店されました。年を重ねるごとにだんだんと、椅子の立ち座りの際に足腰へ負担がかかるようになったため、自分の身体に馴染む椅子をお探しでした。お話をうかがうと、腰かけの高さや奥行きなど、一番座りやすいと感じるのは電車の椅子でした。電車のイスのようなソファが欲しいと思っても、既製品ではなかなか見つからないのが現状です。では、ご要望のソファを創ってみましょうということになり、実現しました。
実際、その方が一番心地よい設計になっていているので、身体的な苦痛だけではなく、欲求が満たされた為、精神的な苦痛も除かれたと喜んでいただけました。デザインもシンプルなので、空間にも自然と馴染んでいるようです。
[ 取材・撮影協力:PRIDESTUDY ]
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