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少子高齢化時代の住まいづくり〜自立した大人が同居する空間〜 深刻な少子化、超高齢化を向かえた現代社会の住宅テーマとは!?データからみる現代の家族類型に必要な、自立した大人が同居できる住まいづくりのポイントをご紹介します。
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変化した家族の形態
日本は世界的にみても際立つ速さで、超高齢化(グラフ1)を向かえようとしています。さらに、女性の社会進出による未婚・離婚率の上昇、晩婚化による出産率の低下*、子供を産まない家庭の増加で少子化は加速する一方です。また、熟年層の離婚など世帯を構成する人員が減る原因は様々あります。その傍ら、ペット人口が急増するなどの現状を見ると、家族や居住の形態が著しく変化しているのは明らかです。

*晩婚化による出生率の低下
2005年度版「少子化社会白書」によると、子供の出生率は過去最低の1.29を記録。
生まれた赤ちゃんの約50%が30代の母親から生まれている。
[グラフ1]高齢化の国際化
※国土交通省H17.2.7資料「住宅事情について」より
傾向としては一般的なファミリー世帯は減少、現代のキーワードとなる下記4タイプの家族類型が急増しています。増加する核家族の中でも特に、高齢者のみの世帯や高齢者が属する家庭が目立っています。世帯を構成する人数(グラフ2・3)が変化すれば、住まいの形もそれに合わせて変えていかなければなりません。少子高齢時代の住まいづくりに必要なのは「自立した大人がともに暮らせる」空間であり、また、将来的にそのように変化する柔軟な住宅設計なのです。

●夫婦のみの世帯
子育てもとうに終わっており、定年を向かえて第二の人生を送ろうとする熟年夫婦と、子供を産まない比較的若年夫婦が多い。

●夫婦と子から成る大人親子世帯
この場合の子というのは成人した独身の子供のこと。結婚をせず自分の親と同居するケースが増えている。未婚者の他、ニートや若年フリーターが多いのもこのタイプ。現代社会の特徴的な家族類型。

●ひとりの親と子から成る世帯 主に団塊世代の子供(夫婦)とその親(高齢者)が同居する年齢の高い世帯。住宅や周辺環境において、介護やバリアフリーが欠かせない。

●単独世帯
未婚・晩婚化や離婚率の増加にともない、高齢者のひとり暮らしと男女共に20〜30代の自立した単身者が多い。主な住宅ニーズとしては都市周辺の賃貸物件。
[グラフ2]人口・世帯数の動向(推移および将来設計)
※国土交通省H17.2.7資料「住宅事情について」より
[グラフ3]世帯人数構成の推移
※※総務省国勢調査(H12)より
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