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癒しと覚醒の寝室設計 睡眠のしくみを知って快眠環境を提案!ストレスを和らげ、快適な目覚めを得る寝室づくりのポイントをご紹介します。
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量より質が大切な睡眠
[リビングプラス 部位別特集]睡眠のしくみストレス社会の現代に不足している睡眠時間。実は、眠る時間が不足しているのではなく、熟睡や快眠できてないが為に翌日に疲れが残り、睡眠不足だと感じることが多いのです。

睡眠を充分に取ることができないと、脳の機能が低下してストレスを受けやすく、身体にも不調があらわれることは体験を通してご存じの方も多いでしょう。
ストレスがあるから眠れない、眠れないからストレス倍増…。
この主な原因のひとつには、身体の中にある体内時計のリズムが狂っていることにあります。心身の健康をジワジワと蝕むストレスはどうしたら解消されるのでしょうか。それは睡眠のしくみを知り、毎日の睡眠で体内時計のリズムを保つことです。

体内時計のリズムを維持するのは、個人の健康管理であることは言うまでもありません。
しかし、仕事や家事などに追われると、健康を管理し、しっかり睡眠を取ることが難しいと思うお施主様は多いでしょう。その割に、新築やリフォームの打ち合わせで睡眠環境を整えるための具体的な話し合いは少なく、ベッドや家具の配置と他の空間や外部との物理的関係性を確認し、設計はおまかせとなるケースが一般的ではないでしょうか。

お施主様自身が睡眠に対する意識が低い場合や、竣工後に寝具類を整えればよいと思っている方もいらっしゃるでしょうから、ヒアリングの際に睡眠状況や睡眠への満足度、寝具の計画などを確認しておきましょう。新たな住まいを作っていくのですから、それをきっかけに現在の睡眠を改善したり、より良質な眠りを得る寝室空間をご提案したいものです。
睡眠とストレスの関連性 [check point]睡眠があまり取れない、全く取れないという人の大半がストレスを抱えており、充分な睡眠を得ている人の半分以上があまりストレスを感じていないことが分かる。
※参考資料:厚生労働省 平成15年国民健康・栄養調査報告 第4部生活習慣調査結果
眠りと覚醒をよくする習慣
寝室空間を提案するうえで知っておきたいのが、質のよい眠りを得て、すっきり目覚めるための習慣です。
就寝前
体温を上げる
[方法]入浴・足湯・適量のホットドリンク・就寝2時間前の軽い運動
眠気は体温が下がる頃に起こると言われているため、体温が高い状態では覚醒して眠れません。ここで言う「体温を上げる」というのは、体温が下がる時に生じる眠気を誘うためのものです。入浴は最も効果の高い方法で、入浴後15前後で体温が低下。心地よい眠りを誘います。カフェインなどの覚醒成分があるものを避け、適量のホットドリンクを飲むとよいのも同じ理由です。
運動による体温の上昇は、運動後2時間でピークに達します。そのため、就寝前のストレッチなどは筋肉が緊張するため眠れない原因になるので要注意。運動で体温を上げる場合は、眠る2時間前に行うと効果的です。
興奮・刺激を避ける
[回避]カフェイン、タバコの摂取・寝酒・書斎での作業
カフェインやタバコに覚醒作用があることは有名です。また、入眠に寝酒を飲む方も多いと思いますが、就寝時はぐっすり眠れても睡眠リズムを狂わせて睡眠の途中で覚醒するため、避けたい行為。また、読書や書き物、インターネットなどのパソコン作業は、特に脳と目が緊張状態にあるためなかなか寝つけず、深い眠りを妨げます。
起床時
体内時計をリセット
[POINT1]朝日を浴びる
日中に太陽を浴びると、夜に睡眠を促すホルモンのメラトニンが生成されやすくなります。また朝の光は、25時間周期の体内時計をリセットし、24時間周期の地球環境と同調するのに有効です。朝日が入り、太陽光で自然に目が覚めるような寝室空間が理想的。
[POINT2]ストレッチやヨガ
朝起きたら、ベッドや布団の上か空間に余裕がある場合は寝床から降りて、ストレッチやヨガで軽く身体を伸ばします。筋肉に適度な刺激を与え、血行を良くして身体の活動準備を整えます。
[POINT3]シャワーを浴びる
寝起きは1日の中で最も体温が低い時。軽いストレッチやヨガ同様に身体の活動準備をするため、朝食前に少し熱めのシャワーを浴び、体温を上げてやるとスッキリと目が覚めます。
[POINT4]朝食を摂る
前日の夕食から8時間以上経っているため、起床時は脳も身体もエネルギーを欲しています。朝食を摂ることで活力を得てしっかり覚醒し、1日をイキイキと過ごすのにも重要です。
次ページでこれらの習慣を活かした寝室設計のポイントをご紹介します。
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