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地域材の魅力発見 良木を求めて、木の国岐阜へ。 地域材促進・産直販売など住宅に長良スギを積極的に利用している郡上森林組合。奥美濃の森林を守り、育てている組合の努力や、地域材の魅力をご紹介します。
森林・木材の現状 郡上森林組合の取組 地域材の利用
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森林・木材の現状
構築されつつある林業への支援体制
郡上で育った長良スギを郡上森林組合が運営する大和製材工場で加工。地域材をふんだんに使った保育園が瑞穂市に建設されている様子。
住生活基本法の施策に「住宅への地域材利用の促進」という項目があります。これを受けて国は、木材住宅の部材を占める国産材のシェア拡大を目指します。引き上げは2005年の3割から2015年には倍の6割へ。この数字の意味することは、外材利用が圧倒的に多いこと。日本は森林国であるにも関わらず、国産材を消費しきれていないのです。
林業の不振を解消し、需要を拡大するためにはまず地域で活かすことが大切。国や自治体の支援体制も構築されつつあるので、少しずつ長い年月をかけて森林を育て、今よりもさらに木造住宅に地域材を利用することになるでしょう。
そんな中、全国でも岐阜県は家づくりに地域材を積極的に利用していることが林野庁の調査でわかっています。今回は、その主力材でもある岐阜県ブランドの木材「長良スギ」をクローズアップ。木が森から消費者へ流れるルートを最短かつ明確にしている組合のひとつ、郡上森林組合でお話をうかがいました。
間伐材の誤解
この木で樹齢およそ60年。60年生の良木は住宅の重要な部分、梁なんかに使われる材になりますよ。と話してくれたのは、郡上森林組合の笠野さん。
平成16年7月に7つの町村が合併して新たにできた郡上市*は、総面積の約90%が森林です。そのうち74%は間伐の必要な林分だと言います。森林を伐採することは環境破壊と思う人もまだまだ多いのが現状ですが、木の生長に不可欠な太陽の光がきちんと地上へ差し込むように、手入れをしなければなりません。1haに300本ほどが理想なので、樹冠が接している木は間引く必要があるのです。
現在の郡上の山は7:3の割合でスギとヒノキが占めています。間伐材というと、胸高直径が小さく、根まがりや幹の曲がりが大きく、木目や色にムラがあるなど、建材としては使用できないイメージがあります。しかし実際は、森林を良好な状態に保つために、60年生の良木でも伐採の必要があればそれは間伐材となってしまいます。
あまり知られていないことですが、間伐材でも、丈夫で良質な木造住宅を建てることは充分に可能なのです。郡上の間伐材は岐阜県が命名したブランド木材「長良スギ」として、木造住宅に利用されています。
*郡上市:八幡町・大和町・白鳥町・高鷲村・美並村・明宝村・和良村の7町村が合併
取材・撮影協力および写真提供:郡上森林組合 http://www.gujyo-forest.jp/
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