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グリーンを設計する住宅 住まいに植物を取り込むために、部位ごとの緑化と設計のポイントをご紹介します。豊かな住環境・都市形成を目指して、住宅にグリーンを設計しましょう。
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住まいのしつらいに欠かせない植物
四季折々に彩りをかえる草花は、私たちの暮らしを豊かにしてくれます。日本では平安時代から住居に庭を設け、緑を楽しんできた歴史と文化があり、色彩や光、風などの自然を部屋のしつらいに取り入れてきました。現代の暮らしでもその風情や楽しみ方に憧れや願望があるからこそ、緑を求めて観光地へおもむくのではないでしょうか。それだけ都市の住宅密集地においては、緑に触れて癒されるということが非現実的なことになっています。
しかし、最近では地球温暖化や環境汚染の影響などもあり人々の緑化への意識も高まりつつあり、住宅計画の段階から緑を設計に取り込むこともめずらしくありません。住宅内部と緑豊かな庭とのつながりや、ファサードやサービスヤードから地域へのつながりを考えた住宅をお施主様と設計者が一緒になってつくることが大切です。そういう住宅が一戸ずつでも増えていけば、快適で心地よい都市・地域の形成へとつながります。豊かな生活を営むためにも、また、深刻な地球環境問題にとっても、住設計に緑を取り込むことは欠かせないテーマなのです。
計画段階から着手したいグリーンの設計
緑化する部位としてはエクステリアや中庭・ベランダガーデンなどの庭、屋上・壁面緑化などがあります。いずれの方法をとるにしても、新築・リフォームの計画段階から考えることが大切です。コスト面は、建築総工費の1割をエクステリアのデザインや素材にあてるよう計画しましょう。
日本の住宅は、若年世帯より高齢世帯のほうが面積が大きく、空間を持て余している傾向にあります。広すぎる家でメンテナンスに悩むより、将来、子供が独立した際には築減して庭をつくり、緑を育てる趣味を楽しむなど、家族形態の変化を想定した設計の提案が必要です。
そしてデザインと配する植物はお施主様のライフスタイルを充分に考慮して、維持と管理がしやすいデザインと素材を採用することが大切です。トレンドや様式は気候や高齢化、次の世代のことを考え、手入れしやすく保存が可能なものを選びましょう。
次のページでは、エクステリア・ガーデン・屋上・壁面緑化の設計ポイントをご紹介します。
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