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クリアファイルでステンシル

  • livingplus2024
  • 10月20日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。まちの図工室谷口です。


ステンシルをする為のシートをクリアファイルで作成してみました。


レーザー加工は熱光線ですので、今回使用するクリアファイルの様な

PP(ポリプロピレン)は加工にあまり向いていません。

PPやプラスチック樹脂と呼ばれる素材は熱で溶ける性質があるからです。


しかし、ステンシルのシートを作成するのに良い素材が他に思いつかず

なんとかクリアファイルで出来ないか色々実験してみました。


高い数値で加工するともちろんクリアファイルの様な素材は溶けてしまいます。

最悪の場合発火する事もあるので絶対に高い数値で加工しないでください。


今回試した数値は。。。

【カット】

10%

80mm/s


という数値で試してみました。

すると、溶けずに綺麗にカット出来ました!


ただ、やはり溶けるという性質の為か

複数のデータを一度にカットすると、カットが終わった所から冷えて

切断面がくっついてしまい外れないという現象に。


今の所の対処としては、ひとつのデータのみをカットし、すぐに取り外す

が最適でした。


綺麗に、とは言え切断面は多少のざらつきがありました。

ステンシルにするには気にならない程度です。


端が
端が


PPなどの溶けやすい素材を加工するポイントは

低い数値から試す!

一択です。何回も失敗しますが、PPもできることを知れて良かったです。


ステンシルシートなどの汚れても良いものには

端のざらつきも気になりませんが

製品にする上ではやはり少し気になる仕上がりです・・・。


まちの図工室でもプラスチック樹脂が加工できるか

研究してみますのでご期待ください!


他にもこんな素材は?など疑問がありましたら

コメントして下さいね♪


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